【Arduino】焦電型赤外線センサ(AKE-1)で物体検知

この記事では、Arduinoマイコンと焦電型赤外線センサ(AKE-1)を用いて動く物体(人や動物など)を検知する方法をソースコード付きで解説します。

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焦電効果とは

焦電効果とは、周囲の温度変化に応じて、セラミックの表面の帯電する電荷が変化する現象です。
その現象を利用して、周囲と温度差がある人や動物が動くことで生じる、わずかな赤外線変化を電圧変化として読み取っています。
しかしならがら、人が静止している場合はセンサーが検知せず、逆に温度変化している静止物体を誤検知してしまうという弱点があります。

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焦電型赤外線センサ(AKE-1)

人体を検知できるセンサーの1つに焦電型赤外線センサーがあります。
このセンサーは焦電効果を利用して人の存在を検知しています。
今回は、焦電型赤外線センサー(AKE-1)を用いて人の接近を検知してみました。

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回路構成(配線図)

Arduinoと電子部品の構成・配線は下記の通りです。

【電子部品】
・Arduino UNO (1個)
・焦電型赤外線センサ AKE-1 (1個)
・ブレットボード (1個)
・ジャンプワイヤー (数本)
・抵抗10kΩ (1個)

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処理手順

実装するプログラムの処理の流れは下記の通りです。

①LEDを接続している13番ピンを出力ピンに設定する
②入力ピン(2番)がHIGHかLOWか求める
③入力ピン(2番)がHIGHならLED点灯,LOWなら消灯
④10ms待機
⑤2~4の処理を繰り返す

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ソースコード

サンプルプログラムのソースコードは下記の通りです。


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Arduino
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