【デュプレックスシステムとは】ホットスタンバイ、ウォームスタンバイ、コールドスタンバイの違い

デュプレックスシステムとは?「ホットスタンバイ」「ウォームスタンバイ」「コールドスタンバイ」の意味と違いについてまとめました。

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デュプレックスシステムとは

デュプレックスシステムとは、「現用系」と「待機系」の2系統で構成されるシステムのことです。
つまり、同じコンピューターを2台用意し、1台を可動させ、もう1台は故障時の予備として待機させます。

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デュプレックスシステムの種類

デュプレックスシステムは、待機系(予備のコンピューター)の待機状態から3つに分類できます。

種類 概要
ホットスタンバイ 待機系でも最初から業務システムを起動しておく方式。切替えかかる時間が最も短くなります。障害発生時には自動的に処理を引き継ぎます。
ウォームスタンバイ 待機系の電源を最初から入れておく方式。(業務システムは起動させない)。待機中は主系のデータベースとの同期を行い、障害が発生してから待機系のデータベースシステムに切り替えて処理を引き継ぎます。
コールドスタンバイ 待機系には、「最初から別の処理を行わせておく」もしくは「電源を切った状態で待機させておく」方式です。切替えかかる時間が最も長くなります。障害発生時はシステムを再起動し、業務システムを立ち上げて処理の引継ぎます。
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