【電池】SOCとSOHについて

電池の健康状態を表す「SOC」「SOH」についてまとめました。

電池の健康状態

リチウムイオン電池は「大容量」「長寿命」などの利点から、スマートフォン、電気自動車や発電所など様々なところで利用されています。しかし、安全性の面では課題があり、スマートフォンの発火事故などが発生しています。

そのため、電池の健康状態を表す指標として「SOC」「SOH」などがあります。

SOC(残容量)

電池分野におけるSOC(State Of Charge)とは、電池の残容量を表す指標です。

(1) \begin{eqnarray*} SOC=\frac{C_r}{C_f}\times 100 \end{eqnarray*}

ここで、C_rは残容量[Ah]、C_fは満充電容量[Ah]です。
単位[Ah]は、電池に蓄えられた電荷の量を表します。

SOH(劣化状態)

電池分野におけるSOH(States Of Health)とは、電池の劣化状態を表す指標です。

(2) \begin{eqnarray*} SOH=\frac{C_{rd}}{C_f}\times 100 \end{eqnarray*}

ここで、C_{rd}は劣化時の残容量[Ah]、C_fは初期の満充電容量[Ah]です。

SOC・SOH
先程の「SOC」「SOH」の計算式は一般的に使われているものですが、実際は「劣化の具合」がわかるだけで電池の本当の意味での健康状態を知るには不十分といえます。
そのため、近年では電池の健康状態についてより詳しく分析する手法の研究開発が行われています。

参考文献 概要
AI(人工知能)を用いた蓄電池システムの状態監視に関する実証実験を開始 「GSユアサ」さんではAI(人工知能)技術の1つである「ディープラーニング」を活用し、大量のビッグデータを元に「電圧パターン」「電流パターン」から電池の健康状態を判定する研究開発が行われています。
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