【リチウムイオン電池】耐火性試験とは?UN ECE R100-02との関係

リチウムイオン電池における「耐火性試験」や「UN ECE R100-02」との関係などについてまとめました。

耐火性試験とは

リチウムイオン電池は、外部からの衝撃や接触不良等によりショートが発生し、その発熱などで発火等が起きることがあります。
耐火性試験では、そのような場合の耐久性評価を行う試験です。

UN ECE R100-02. Part.Ⅱとは

「UN ECE R100-02. Part.Ⅱ」とは、電気自動車(EV)等に搭載されるリチウムイオン電池の国連協定規則です。
9項目の試験が記載されており、そのうちの1つに「耐火性試験」があります。

試験項目 試験概要 合格条件
耐火性試験
(車両の燃料漏れ等で火災が発生したときの耐久性評価:乗員が逃げるまで耐えられるか)
ガソリンを燃やして、電池を70秒間あぶる。そして、指定の穴の空いた耐火レンガを通した状態でさらに60秒間あぶる。 爆発の兆候がなければ合格。

【参考文献1】国土交通省:UN-R100-02-S03 (2016.6.18) 協定規則第 100 号
【参考文献2】【リチウムイオン電池】UN ECE R100-02. Part.Ⅱの試験項目

日本を含む「UN ECE R100-02.」の採択国メーカーは、電気自動車(EV)等に搭載されるリチウムイオン電池の安全性試験を実施することになっています。

耐火性試験の例

有名なモバイルバッテリーメーカーの耐火性試験の動画です。

参考文献・関連ページ
1 【電池入門】基本原理・アルゴリズム
2 電気・電子回路入門
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