【三相誘導電動機】滑りと計算式

この記事では、三相誘導電動機の滑りの原理と計算方法について紹介します。

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滑り

三相誘導電動機における滑り(すべり)とは、実際の回転速度(N)が同期速度(Ns)に比べてどれだけ遅れているかを表したものです。
実際の回転速度とは、三相誘導電動機の定格回転速度のことです。
(電動機が劣化して定格回転速度を出せない場合は劣化している状態での回転速度)

同期速度とは理想状態の回転速度です。
【参考】【三相誘導電動機】極数と同期速度の計算式

三相誘導電動機には滑りがあるため、実際は同期速度よりも若干遅れた回転速度で回転します。

ここで、滑りsは次式で求めることができます。

(1)   \begin{eqnarray*} s=\frac{N_s-N}{N_s} \end{eqnarray*}

よって、同期速度と滑りがわかれば、実際の回転速度Nは次式で求まります。

(2)   \begin{eqnarray*} N=(1-s)N_s \end{eqnarray*}

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電気・電子工学
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コメント

  1. 匿名 より:

    おそらく式(2)が間違っていると思います。