【分岐回路の設計】開閉器および過電流遮断器の施設

分岐回路の設計における開閉器および過電流遮断器の施設についてまとめました。

【条件】開閉器および過電流遮断器の施設

条件 内容
①原則3m以下 次の②③の条件にあてはまらない場合
②8m以下 分岐した電線の許容電流 ≧ 幹線の過電流遮断器の定格電流の35%
③制限なし 分岐した電線の許容電流 ≧ 幹線の過電流遮断器の定格電流の55%

【根拠法令】電気設備の技術基準の解釈 第149条(低圧分岐回路等の施設) 一

【低圧分岐回路等の施設】(省令第56条第1項、第57条第1項、第59条第1項、第63条第1項)

第149条 低圧分岐回路には、次の各号により過電流遮断器及び開閉器を施設すること。
一 低圧幹線との分岐点から電線の長さが3m以下の箇所に、過電流遮断器を施設すること。ただし、分岐点から過電流遮断器までの電線が、次のいずれかに該当する場合は、分岐点から3mを超える箇所に施設することがで
きる。
イ 電線の許容電流が、その電線に接続する低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合
ロ 電線の長さが8m以下であり、かつ、電線の許容電流がその電線に接続する低圧幹線を保護する過電流遮断
器の定格電流の35%以上である場合

【例題】第二種電気工事士の過去問

図のように、定格電流100Aの配線用遮断器で保護された低圧屋内幹線からVVRケーブル太さ5.5mm2( 許容電流34A )で低圧屋内電路を分岐する場合、a – b間の長さの最大値[m]はいくらか。
ただし、低圧屋内幹線に接続される負荷は、電灯負荷とする。

分岐電線の許容電流Ia = 34A
幹線の定格電流Ib = 100AA

34A/100A = 34%なので、最大値は3mになります。

許容電流が定格電流の
35%以上・・・幹線の長さ8m
35%未満・・・幹線の長さは3m以下
55%以上・・・長さ制限なし

参考文献・関連ページ
1 【第二種電気工事士】例題・試験対策まとめ
2 【電験三種】例題・試験対策まとめ
3 電気・電子回路入門
電気・電子工学
技術雑記

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