【LTspice】RL回路の過渡応答シミュレーション

LTspiceでRL回路の過渡応答のシミュレーションを作成する方法を解説します。

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【LTspice】RL回路の過渡応答シミュレーション

今回作成するシミュレーションの条件は、L = 100mH、R = 300Ω、入力電圧は5Vのパルス波です。

【RL直列回路】時定数、電流、電圧、ラプラス変換
RL直列回路と時定数の関係についてまとめました。

RL回路では、入力電圧がONになった瞬間には、電流は流れず、徐々に上昇して、t=3msくらいで定常状態になります。
これは、コイルによって電流の変化を妨げているためです。
そのためスイッチをOFFにしたときも、コイルが電流の変化を妨げるため、すぐに電流が0になりません。

時定数:τ = L/R = 0.1/300 = 0.333[msec]・・・定常状態の約63.2%まで到達する時間

シミュレーションファイル(Ltspice)

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