EPS(電気配管区画)とは

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EPSの概要、種類、設置場所、電源・電気室の関係などについて紹介します。

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EPS

EPS(Electric Pipe Space / Shaft)とは、電気系配管の区画・シャフトのことです。
ビルなどの建築物で各フロアを縦につなぐ配管設備が納められているスペースをPS(Pipe Space / Shaft)と呼びます。
このうち、電気設備(電気・ネットワークなど)の配線を通すスペースを特にEPSと呼びます。
外部から引き込んだ電気やネットワークをビルの1階から2階、3階にある分電盤や制御盤に繋ぐために、EPSで配線をまとめて上下階を繋いでいます。

データセンターのEPS

データセンターでは、電気室内に設置された電源設備(UPSなど)から、EPS内に設置された幹線を使って各階にあるサーバー室のPDU(分電盤)へ電力を供給します。ネットワーク系の配線は、通信回線を収容したMDF(主配電盤)からEPS内の通信用配線を使って各階につながっています。
電話や内線の配線も情報ネットワーク系の配線と同様です。

強電系配線と弱電系配線の分離

強電系配線(電力供給用)と弱電系配線(ネットワーク用)は、ノイズ等の障害防止のためにEPS内で分離して配線する必要があります。

EPSの設置場所

EPSの設置場所は、まず幹線及び分岐回路配線の出入りが容易な場所を選定することが大切です。
そして、同フロアの各部屋に均等に電力を供給するために負荷(照明・コンセントなど)の中心付近が良いとされています。

EPSの敷地面積

また、将来の機器増設などによる電力供給増加に備えて、EPSにも十分な拡張スペース・保守スペースを確保する必要があります。
一般に、EPSは基準階面積の1〜2%の面積が必要です。
(事務所ビルの場合は500〜700平方メートル毎に1箇所設置)

EPSの敷地面積

また、将来の機器増設などによる電力供給増加に備えて、EPSにも十分な拡張スペース・保守スペースを確保する必要があります。
一般に、EPSは基準階面積の1〜2%の面積が必要です。
(事務所ビルの場合は500〜700平方メートル毎に1箇所設置)

EPSと電源・電気室との関係

ビルの電気は一般的に電線から地中を経由して建物内に引きこまれます。
1階や地下にある電気室(受変電設備)で電圧を下げた後各階に配線するため、EPSは電気室の直上付近にあることが多いです。
また、電気室は引き込み距離の短縮、メンテナンスを考慮して前面道路に面した外周部に設けるのが鉄板です。

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