メソッド・プロパティとは?意味、違い、使い分け

この記事では、オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッド(操作)とプロパティ(属性)の意味と違いや使い分けについて解説します。

## メソッド(操作)とは

オブジェクト指向プログラミングにおけるメソッド(操作)とは、オブジェクト自身に対する操作のことです。
オブジェクトは「データ」と「手続き」から構成されており、手続き(method)の部分がメソッドに相当します。
別名、メンバ関数とも呼ばれます。

## プロパティ(属性)とは

プロパティ(属性)とは、オブジェクト固有のデータです。
オブジェクトの性質や設定に関する情報となります。

## 簡単な例

前回のオブジェクト、クラス、インスタンスの例にメソッドとプロパティを加えてみました。
車をオブジェクトとした時の例は下記の通りです。

種別
オブジェクト
クラス 車の設計図(どのようなパーツ(プロパティ)で構成され、どのように動く(メソッド)か記述されている)
インスタンス 完成車(設計図を元に実際に作って完成した車)
この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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