【Linuxコマンド】ワイルドカードの使い方

Linuxのhistoryコマンドでワイルドカードを利用する方法についてオプションと例題付きでまとめました。

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【ワイルドカードとは】文字列の集合を一つの文字列で表現

「ワイルドカード」とは、「文字列の集合を一つの文字列で表現する方法」です。
複雑な文字列検索を効率的に行うことができます。
ワイルドカードでは、「*」「?」の2種類の記号で、文字列の集合を表現します。

パターン 意味 記述例 該当例
* 任意の長さの文字 わ* 「わい」「わたし」「わかやま」など
? 任意の1文字 わ? 「わい」「わか」など

【注意】「*」の後にある文字列
※UNIX系・・・条件として扱われる
※Windows系・・・条件として扱われない

ワイルドカードと正規表現の違い
ワイルドカードと正規表現の違いについてまとめました。
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【実行例】

例えば、カレントディレクトリにあるファイルのうち、ファイル名の先頭が「TEST」となっているものだけを全て削除したいとします。
そのときに、ワイルドカード「」を使うと以下のように「rm TEST」と書くだけで済みます。

$ ls
TEST1.txt  TEST2.txt BEST.txt

$ rm TEST*

$ ls
EST.txt
【Linuxコマンド入門】主なコマンドとサンプル集
Linuxコマンドの主な使い方とサンプル集について入門者向けにまとめました。
UNIX
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