この記事では、オブジェクト指向プログラミングの概要について解説します。
## クラスとは
オブジェクト指向プログラミングにおけるクラス (class)とは、オブジェクトの設計図です。
オブジェクトがどのようなデータや操作(手続き)の集まりかを決める雛形(テンプレート)ともいえます。
オブジェクトを作る際には、必ずクラス(設計図)を定義する必要があります。
## インスタンスとは
インスタンス(Instance)とは、実体という意味です。
クラス(設計図)を元にして実際に作った物がインスタンス(実体)です。
## オブジェクト・クラス・インスタンスの違い
オブジェクトは物、クラスはオブジェクトの設計図、インスタンスはオブジェクトの実体です。
車で例えると以下のようになります。
– | 例 |
---|---|
オブジェクト | 車 |
クラス | 車の設計図(どのようなパーツで構成されてどのように動くか記述されている) |
インスタンス | 完成車(設計図を元に実際に作って完成した車) |
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