この記事では、構造化プログラミング(順次・反復・選択構造)の基本と用語、使い方について解説します。
構造化プログラミングとは
構造化プログラミングとは、プログラムを書く時の基本的な技法の1つです。
構造化プログラミングでは、標準的な制御構造のみを用いて、プログラム全体を段階的に分割して処理を書きます。
それにより「読みやすい」「理解しやすい」「修正しやすい」プログラムを作ることが出来ます。
標準的な制御構造
標準的な制御構造は、主に「順次構造」「反復構造」「選択構造」があります。
種類 | 説明 |
---|---|
順次構造 | 処理が上から下へ順に実行されていく構造のことです。 |
反復構造 | 同じ処理を繰り返し行うプログラム構造のことです。 別名、ループ構造ともいいます。 (for、while、do while など) |
選択構造 | 指定した条件により、2つ以上の処理のうち、1つを選択するプログラム構造のことです。 別名、分岐構造ともいいます。 (if、else if、switch文など) |
制御構造の用語
制御構造の基本的な用語は下記の通りです。
擁護 | 説明 |
---|---|
反復 | 同じ処理を何度も繰り返すことです。 (別名:ループ) |
初期化 | 反復前に変数の初期値を設定することです。 |
再初期化 | i+1→iのように次のデータへ切替することです。 (カウント) |
条件 | 選択や終了の基準のことです。 |
終了判定 | 反復を終了する条件を満たしたか否かの判定のことです。 (同じ処理を、引き続いて繰り返すか辞めるかの決定に使う) |
真 | 条件・基準を満たしていると判定することです。 |
偽 | 条件・基準を満たしていないと判定することです。 |
論理値 | 真・偽のことです。 |
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