構造力学における弾性変形、塑性変形、永久変形の違いとフックの法則について紹介します。
【変形の種類】弾性変形、塑性変形、永久変形の違い
構造物を設計する際には、外力に対して部材が弾性体に近い状態で使用するように設計し、永久変形を起こさないようにすることが重要となります。
なお、弾性変形、塑性変形、永久変形の違いは以下のとおりです。
種別 | 概要 |
---|---|
弾性変形 | 外力により変形し、外力を取り除くと元に戻る |
塑性変形 | 外力により自由に変形し、外力を除去しても元に戻らない |
永久変形 | 変形が小さいうちは弾性変形だが、変形が大きくなると塑性変形となる元の状態に戻らない |
【フックの法則】
構造力学・構造計算入門
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