【構造力学】弾性変形、塑性変形、永久変形の違いとフックの法則

構造力学における弾性変形、塑性変形、永久変形の違いとフックの法則について紹介します。

【変形の種類】弾性変形、塑性変形、永久変形の違い

構造物を設計する際には、外力に対して部材が弾性体に近い状態で使用するように設計し、永久変形を起こさないようにすることが重要となります。
なお、弾性変形、塑性変形、永久変形の違いは以下のとおりです。

種別 概要
弾性変形 外力により変形し、外力を取り除くと元に戻る
塑性変形 外力により自由に変形し、外力を除去しても元に戻らない
永久変形 変形が小さいうちは弾性変形だが、変形が大きくなると塑性変形となる元の状態に戻らない

【フックの法則】

構造力学・構造計算入門
構造力学の基礎、計算式、例題集について入門者向けにまとめました。
この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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