【斜め梁】支点反力、曲げモーメント、せん断力の計算方法

斜め梁(はり)における支点反力、曲げモーメント、せん断力の計算方法について紹介します。

斜め梁に分布荷重が加わったときの支点反力

分布荷重wが単純梁に一様に加わっている場合、中央に集中荷重wLが加わっているものと置き換えて考えます。
作用荷重を梁軸直角方向と梁軸平行方向に分解すると、図3の通りとなる。あとは、支点Aの反力を梁軸直交方向の反力VA、梁軸平行方向の反力HAに分解します。
同様に支点Bの反力を梁軸直交方向の反力VB、梁軸平行方向の反力HBに分解します。

●力の釣り合い

(1)   \begin{eqnarray*} wLcos\theta=V_A+V_B\\ wLsin\theta=H_A+H_B \end{eqnarray*}

構造力学・構造計算入門
構造力学の基礎、計算式、例題集について入門者向けにまとめました。
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西住技研

在学中はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後は、プログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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