【振動試験】加振力の計算方法

振動試験の条件「加振力」を計算する式についてまとめました。

【振動試験】加振力の計算式

振動試験に必要となる加振力F[N]は次式で計算できます。

(1)   \begin{eqnarray*} F = m \times \alpha \end{eqnarray*}

パラメータ 説明
F 加振力[N]
\alpha 加速度[m/s^2]
m 「治具」「試験体」「可動部」「補助テーブル」などの合計質量[kg]

【計算例】必要な加振力

求められる振動試験の条件が
m=70[kg]、α=98.0[m/s2]のとき、
必要な加振力は

(2)   \begin{eqnarray*} F = 70 \times 98.0 = 6860[N] \end{eqnarray*}

となります。

構造力学・構造計算入門
構造力学の基礎、計算式、例題集について入門者向けにまとめました。
この記事を書いた人
西住技研

在学中はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後は、プログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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