この記事では、状態方程式表現されたシステムの同値変換について紹介します。
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同値変換
今回は、状態方程式の同値変換してみたいと思います。
システムの状態方程式は以下のような式で表されます。
\begin{eqnarray} \dot{x}(t)=Ax(t)+Bu(t) \end{eqnarray}
ここで次のような変数$\xi$を用いて、状態方程式を正則変換します。
\begin{eqnarray} \xi (t)=Tx(t) \end{eqnarray}
(Tは任意の正則行列)
上式を用いて、状態方程式を$\xi$で表すと
\begin{eqnarray} \dot{\xi}(t)&=&T\dot{x}(t)=T[Ax(t)+Bu(t)]\\ &=&TAT^{-1}\xi (t)+TBu(t) \end{eqnarray}
となります。同様に出力方程式も正則変換してやると
\begin{eqnarray} y(t)=CT^{-1}\xi (t)+Du(t) \end{eqnarray}
が成り立ちます。正則変換した状態方程式と出力方程式を
\begin{eqnarray} \tilde{A}&=&TAT^{-1}\\ \tilde{B}&=&TB\\ \tilde{C}&=&CT^{-1}\ \end{eqnarray}
を用いて整理すると
\begin{eqnarray} \dot{\xi}(t)=\tilde{A}\xi (t)+T\tilde{B}u(t)\\ y(t)=\tilde{C}T^{-1}\xi (t)+Du(t) \end{eqnarray}
で表せます。この式は、正則変換しても表現方法が変わるだけで、(単位が変わっただけのようなもの)システムの性質は変わらない(保存される)ことを意味します。例えば元の状態方程式が安定ならば、正則変換した状態方程式も安定になります。(固有値は不変)
これを元のシステムとは同値の関係にある(または単に同値である)といいます。
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