SDSとは?MSDSとの違い・化学物質安全性データシートについてについてまとめました。
【SDSとは】MSDSとの違い
SDS(Safety Data Sheet:安全データシートの略)とは、化学製品を他の事業者に提供する際に、その安全性に関する情報を載した文書で、化学製品に係わる事故を未然に防止することを目的としています。国際連合の化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)や ISO1104-1 で標準化されています。
以前は、MSDS(Material Safety Data Sheet:化学物質安全性データシートの略)と呼ばれてました。
化学物質管理促進法(PRTR法)において、指定化学物質(第一種指定化学物質、第二種指定化学物質)やその物質を含む製品を譲渡又は提供する際、相手方に対して当該製品の性状と取扱いに関する情報を提供することが、平成13年1月義務付けられ施行されました。
【参考】SDSを閲覧できるサイト
SDSの情報は、製造メーカーの他に下記サイト等からも閲覧できます。
リンク | 概要 |
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国立医薬品食品衛生研究所 | 国際化学物質安全性カードの日本語版が収載されています。 |
国立環境研究所 | 化学物質安全情報システムなどの化学物質データベースに他のファイルを追加して作成されています。 |
製品評価技術基盤機構 | MSDS対象物質を各法規制別にリスト表示されています。 |
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