【換算】ナトリウムから食塩量を計算する方法

ナトリウム(Na)から食塩量(Nacl)を換算する方法についてまとめました。

## 【換算式】ナトリウム -> 食塩量

ナトリウム(Na)から食塩量(Nacl)に換算する式は以下の通りです。

ナトリウム(mg) × 2.54÷1000=食塩相当量(g)

食品の栄養成分表示にはナトリウムの量しか記述されていないことが多く、その場合は上記の式を計算すれば食塩量がわかります。
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、1日の食塩の摂取基準は、男性が8.0g未満、女性が7.0g未満となっています。

## 【原理】換算

食塩(塩化ナトリウム:NaCl)は、質量数が23のナトリウム(Na)と質量数が35.5の塩素(Cl)からなる分子量58.5の化合物です。
よって、食塩相当量は、ナトリウム量に換算係数である2.54(=58.5/23)をかけることで求めることができます。

この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
YoutubeX(旧Twitter)でも情報発信中です

西住技研をフォローする
物質・化学

コメント