乙四で出題される基礎化学の内容、例題についてまとめました。
【はじめに】化学変化と物理変化の違い
物質の変化には「化学変化」と「物理変化」があり、それぞれの違いは以下のとおりです。
項目 | 概要 |
---|---|
化学変化 | 他の物質から影響をうけて、物質が他の物質に変化すること。(例)水の電気分解、鉄が錆びる、木炭の燃焼による二酸化炭素の発生など |
物理変化 | 物質の状態だけが変化(物質自体は同じ)態の変化。(例)氷が溶けて水になる。ドライアイスが昇華して二酸化炭素になる など |
【元素】元素・元素記号・原子量
代表的な元素名・元素記号・原子量は以下のとおりです。
元素名:元素記号 | 原子量 |
---|---|
水素:H | 1.0 |
炭素:C | 12.0 |
窒素:N | 14.0 |
酸素:O | 16.0 |
塩素:CI | 35.5 |
鉄:Fe | 55.8 |
銅:Cu | 63.5 |
銀:Ag | 108 |
金:Au | 197 |
【例題】
炭素6gを燃やしたとき、二酸化炭素は何g発生するか計算せよ。
【解答】
(反応式)C + O2 =CO2
(原子量)C(12)+O2(16×2) = CO2(44)
よって、炭素(6g)のときの二酸化炭素(Xg)は次式で計算できます。
X=6×(44/12)=22g
https://algorithm.joho.info/denki-denshi/lithium-ion-battery/
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