Linuxの「/proc」ディレクトリについてまとめました。
「/proc/meminfo」からメモリの使用状況を確認
「/proc」ディレクトリはシステム情報を扱うための擬似的なファイルシステムです。
システム起動時にメモリ上に作成され、ハードディスク上にはファイルとして存在しません。
「/proc」ディレクトリ配下にある主なファイルは以下のとおりです、
ファイル名 | 説明 |
---|---|
interrupts | IRQの情報 |
ioports | I/Oアドレスの情報 |
bus/pci/devices | PCIデバイスの情報 |
bus/usb/devices | USBデバイスの情報 |
meminfo | メモリの情報 |
cpuinfo | CPUの情報 |
dma | 使用中のDMAチャネルの情報 |
modules | ロードされたカーネルモジュールの情報 |
scsi/scsi | SCSIデバイスの情報 |
- 「/proc」ディレクトリのポイント
- 擬似的なファイルシステム(システム起動時にメモリ上に作成)
- 「/proc」ディレクトリ配下にあるのは仮想ファイル
- 「/proc」配下の多くのファイルを lsコマンドで確認すると、ファイルサイズは0と表示される。
- 「/proc」配下のファイルを wcコマンドで確認すると、 lsコマンドと結果が異なる場合がある。理由は、コマンドの実行時点でのデータ量を表示するためである。
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