【QR法】固有値の計算方法

この記事では、QR法で行列の固有値を計算する方法ついて解説します。

QR分解とは

QR分解とは、線形代数において行列を直交行列Qと、上三角行列Rの積に分解する手法です。

(1)   \begin{eqnarray*} X =QR \end{eqnarray*}

QR法による固有値の計算

n次元の行列Aを定義します。
そして、

(2)   \begin{eqnarray*} A_1 = A \end{eqnarray*}

とおきます。そして、

(3)   \begin{eqnarray*} A_k &=& Q_k R \\ A_{k+1} &=& R_k Q_k = Q^{-1}_{k-1} A_k Q_k=Q_k^TA_kQ_k\\ ( k &=& 1 , 2 , ⋯ , m ) \end{eqnarray*}

とQR分解と対角化(Q^TAQ)を繰り返していきます。
このとき、このとき、A_1, A_2, ...., A_kの固有値はすべて一致します。
つまりこれを何度も繰り返すことで、対角化すればその対角成分を調べる事で行列Aの固有値を知ることができます。

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この記事を書いた人
西住技研

在学中はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後は、プログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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