【画像処理】標本化(サンプリング)の原理・仕組み

画像処理における標本化の原理や仕組みについてまとめました。

標本化(サンプリング)とは

標本化とは、アナログ信号を時間軸上で離散化することです。
標本化を行う際、「有限の周波数帯域f[Hz]をもつ信号は、2f[Hz]以上の周波数で標本化」すれば情報量が失われません。
これを「標本化定理」といいます。
また、2f[Hz]以上の周波数のことを「サンプリング周波数」といいます。

動画解説

本ページの内容は以下動画で解説しています。

画像処理における標本化

画像処理における標本化では、アナログ画像を離散化し、画素(ピクセル)の集合体に分けます。
標本化は、アナログ画像をデジタル画像に変換する際の作業工程の1つです。

アナログ画像・・・手描きのイラスト、アナログカメラの写真など
デジタル画像・・・パソコンで表示する画像、デジタルカメラの写真など

※下図は黒丸のイラストを8×8画素で標本化した例

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この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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