【画像ファイル構造】ヘッダ部とデータ部

この記事では、画像ファイルにおけるヘッダ部とデータ部についてまとめました。

画像ファイル構造

画像ファイルはバイナリ形式でデータが書き込まれています。
一般的に、画像ファイルのバイナリ構造は、データの先頭から順に以下のようになっています。

説明
ヘッダ部 ファイル情報(画像のフォーマット・色数・高さ・幅など)
データ部 画像のデータ(各画素値など)

「ヘッダ部」「データ部」の構成は、画像のフォーマットによって異なります。
また、画像フォーマットによって「ヘッダ部」「データ部」の呼び方が異なります。

処理手順

プログラムなどで画像を読み込む場合、一般的には次のような処理を行います。

処理内容
「ヘッダ部の先頭から画像ファイルのフォーマットを判別する。
フォーマットに応じてヘッダ部の内容を取得する。
「ヘッダ部」の内容から画像の色数・高さ・幅などの情報を取得する。
「データ部」から画像ファイルの各画素値を取得する。
②で得られた情報を元に取得した各画素値を二次元に並べる。

フォーマット毎の画像ファイル構造

フォーマット毎の画像のファイル構造の詳細について下記事でまとめています。

画像フォーマット別の解説記事
1 BMP画像のファイル構造
2
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この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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