【画像処理】二値画像とは

この記事では、二値画像(白黒・1ビット)の原理・特徴・計算方法についてまとめました。

二値画像とは

二値画像とは、色を0(黒)と1(白)の二階調(1bit)で表した画像です。
ただし、画像処理プログラムでは、二値化画像の画素値を0(黒)と255(白)の8ビットで表す方が一般的です。
このブログでも、二値画像の画素値は後者で説明します。

カラー画像(左)と二値画像(右)

二値化処理とは

二値化処理とは、ある閾値を設定してそれ以上か未満かで画素値を分ける処理です。

【例】グレースケール画像を白黒で二値化する場合
閾値を150に設定てグレースケール画像を二値化すると、
150未満の画素値は全て0
150以上の画素値は全て255
に置き換えます。

二値化処理のポイント

二値化処理は、画像から物体の輪郭を取り出したりできる基本的な処理です。
この処理のポイントは、閾値の決め方にあります。
最も単純なのは、人が感覚的に閾値を設定する方法ですが、調整が大変という欠点があります。
そこで、画像から得られる情報を元に、自動的に適切な閾値を求める「適応二値化処理」「大津の二値化処理」などの二値化手法が提案されています。

【画像処理入門】アルゴリズム&プログラミング
この記事では、画像処理における基本的なアルゴリズムとその実装例(プログラム)についてまとめました。

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