カメラのNDフィルターとは?原理・使い方・設定など解説

この記事では、カメラのNDフィルターの原理・使い方・設定などについて解説します。

## NDフィルターとは
NDフィルター(Neutral Density)とは、色彩に影響を与えずに光量のみを低下させることができるフィルターです。
減光フィルターとも言われています。
要はサングラスのみたいな物です。

## NDフィルターの原理・使い方
NDフィルターは可視光を均等に吸収するよう設計されています。
そのため、色彩に影響を与えずに光量のみを少なくすることを可能としています。

NDフィルターのNDの後に続く番号は、光量をどれだけ減らすかを示しています。
ND2なら光量を2分の1に、ND4なら光量を4分の1に、それぞれ減少させます。
(カメラによっては1/2NDフィルタ、1/4NDフィルタと記載されていることがあります)
このように、撮影対象の色を変えることなく、光量だけを減らすことができます。

## NDフィルターの使い方・設定
NDフィルターは暗い場所では使わず、明るい場所で使用するのが基本です。
カメラで静止画を撮影する際、絞りやISO感度を調整するとシャッタースピードを遅くすることはできますが、明るい場所では露出オーバーで写真が白くなりシャッタースピードを落とすことが難しくなります。
そのような時にND(減光)フィルターを使用することで、とシャッタースピードを遅くして撮影が出来るようになります。

【参考文献】
NDフィルターの使い方と効果!NDフィルターを4枚購入し、じっくり使っての感想と作例!

この記事を書いた人
西住技研

学生時代はシステム制御理論や画像処理、機械学習を専攻分野として研究していました。就職後もプログラミング(Python)を活用したデータ分析や作業自動化に取り組み、現在に至ります。そこで得たノウハウをブログで発信しています。
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