申請不要でホビードローンが飛行できる大阪府のエリア(2020年12月現在)についてまとめました。
【1】大阪府市の公園、淀川、大和川は飛行禁止エリア
大阪府市の公園、淀川、大和川でのドローン飛行は禁止されています。
なお、ドローンを規制する法律等については以下記事にまとめています。
【ドローン】規制と関連する法律まとめ
ドローン規制と関連する法律まとめについてまとめました。
【2】大阪府南部・石川河川敷(公園の敷地を除く)は禁止されていないエリア
大阪府南部ならば、石川河川敷でドローンを飛ばすことができるというネット情報がいくつかありましたので、実際に各所に問い合わせて調べてみました。
結論としては、富田林市側の石川河川敷(金剛大橋より南側)であれば飛行禁止されていないことがわかりました。
同時に、羽曳野市、柏原市の石川河川敷は殆どのエリアが飛行禁止であることもわかりました。
場所 | 問い合わせた結果 |
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大和川河川事務所 | 【2020年12月】大和川河川事務所さんに電話で問い合わせたところ、石川橋より北側は大和川河川事務所の管轄内であるため、大和川河川敷と同様に石川橋より北側の石川河川敷はドローンの飛行を全面禁止しているとのことでした。 |
石川の河川敷 | 【2020年12月】富田林土木事務所さんに電話で問い合わせたところ、大阪府の富田林市、羽曳野市を流れる石川の河川敷は公園の敷地以外(富田林土木事務所の所管エリア)では飛行を禁止しておらず申請も不要とのことでした。 |
石川河川公園 | 【2020年12月】石川河川公園管理事務所さんに問い合わせたところ、所管している石川河川敷公園を含めて大阪府内の公園全てが規程によりドローンの飛行は禁止とのことでした(公園の敷地内にもラジコン飛行禁止の看板があり、200g未満のホビードローンも含まれます)。具体的には、ガイドマップのAーE地区をクリックして白色、薄い灰色以外の部分(※E地区の千早川と石川の分岐点にある薄い灰色のエリアは公園の敷地内)がドローン飛行が禁止されている石川河川敷公園の敷地とのことでした。ただし、公園の敷地外となっている灰色の領域はほとんどが人が立ち入れないような茂みか、公営グラウンドなのでドローンの飛行できるところではありませんでした。 |
川の水面上 | 【2020年12月】石川河川公園管理事務所さんに問い合わせたところ、石川河川公園に隣接する川の水面上は厳密には公園の敷地外ではあるが、そのことを利用してドローンを飛行する人がおり、公園の利用者から苦情が寄せられているため、公園の敷地に隣接する川の領域でのドローン飛行もご遠慮いただきたいとのことでした。 |
以上のことから、2020年12月現在では、金剛大橋より南側の石川河川敷ならばドローンを飛ばせるところが多いことがわかりました。
ただし、大阪府内の公園は全面ドローン飛行禁止という制約があるので、金剛大橋より南側であっても公園扱いとなっている河川敷の敷地では飛行できません。また公営グラウンドやスポーツ場になっているようなところも、目的外使用になるので飛行できないと考えておいたほうがいいでしょう。
【最後に】今後のルール変更に注意
現在はルールが変わっている可能性はありますので、飛ばす前には定期的に管理者、所管事務所等に確認をとってからドローンの飛行をするのが良いかと思います。
全体的な流れとして、ドローンに対する規制は厳しくなっていますので、緩和されることはほとんどない、今許可されているところも近いうちに禁止されることは十分有り得ると考えたほうがいいでしょう。
それを防ぐためにも、ルールとマナーを守ってドローンを飛行させることが大切です。
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