【TypeScript入門】使い方まとめ

TypeScriptの基礎文法、使い方について入門者向けにまとめました。

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【はじめに】TypeScriptとは

TypeScriptとは、マイクロソフト社が開発したオープンソースのプログラミング言語です。
JavaScriptに「省略可能な静的型付け」「クラスベースオブジェクト指向」の機能を加えたもので、Node.jsやAngularJS等で採用されています。

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【変数】型の指定

TypeScriptでは、次のように型名を指定して変数を作成します。

書式

var 変数名: 型名 = 値

サンプルコード

var hogu: string = "エクスカリバー";
var atk: number = 114514; // 数値型
var flag: boolean = true; // 論理型
var a: any = true;        // 型推論(どのデータ型でも使える)

■変数と値の型が異なるとエラー

var hogu: string = 114514; // エラー
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1 【TypeScript】変数の型・種類一覧
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【配列】宣言・初期化

配列(Array)とは、同じ型のデータを一列に並べたものです。
配列のデータ1つ1つのことを「要素」といいます。
TypeScriptでは、次のように配列を宣言・初期化します。

// 配列の宣言
var servant: string[] = new Array(3);

// 配列の初期化
servant[0] = "セイバー";
servant[1] = "アーチャー";
servant[2] = "ランサー";

// 配列の要素を取り出し(1:アーチャー)
alert(servant[1]);

次のように配列の宣言と初期化を同時に行うこともできます。

var servant: string[] = ["セイバー", "アーチャー", "ランサー"];
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1 【TypeScript】配列の宣言・初期化

多次元配列の宣言・初期化は次のように行なえます。

■2次元配列

    // 配列の宣言
    var servant: any[] = new Array(3);

    // 配列の初期化
    servant[0] = ["セイバー", "アルトリア"];
    servant[1] = ["アーチャー", "エミヤ"];
    servant[2] = ["ランサー", "クーフーリン"];

    // 配列の要素を取り出し
    alert(servant[1][1]);  // エミヤ
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1 【TypeScript】二次元配列の宣言・初期化

次のように、配列の要素を後から追加することもできます。
■配列の要素追加

    // 配列の宣言
    var servant: any[] = new Array(3);

    // 配列の初期化
    servant[0] = ["セイバー", "アルトリア"];
    servant[1] = ["アーチャー", "エミヤ"];
    servant[2] = ["ランサー", "クーフーリン"];

    // 配列の追加
    servant.push(["ライダー", "メデューサ"]);

    // 配列の要素を取り出し
    alert(servant[3][1]);  // メデューサ
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1 【TypeScript】配列に要素を追加
参考文献・関連記事
参考 【AngularJS入門】基礎とサンプル集
関連 【Ionic入門】Android・iPhoneアプリ開発編
TypeScript
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