【天文宇宙検定2級】惑星現象(天象)

天文宇宙検定2級で出題される惑星現象(天象)の見方をまとめました。

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【1】惑星現象(天象)の見方

惑星現象とは、地球上から観望した諸惑星の天球上の位置、動きに関連する現象。
内惑星(軌道が地球軌道の内側の水星、金星)と外惑星(火星、木星、土星、天王星、海王星)とでは惑星現象が異なる。


クレジット:国立天文台(NAOJ)

用語 概要
地球から見て太陽と惑星が同じ方向に重なる(内惑星は内合と外合がある)
太陽と惑星が真反対(なす角が180度)の位置になる(内惑星に衝はない)
東矩 外惑星と太陽のなす角が90度になる場合で、外惑星が東側90度(太陽を正面にして左手側で日没の頃に南中)のとき
西矩 外惑星と太陽のなす角が90度になる場合で、外惑星が西側90度(太陽を正面にして右手側で日の出の頃に南中)のとき

例えば、土星が東矩の頃だと観察に最適な時間帯は、夕方に南中するため日の入りの1時間後くらいとなります。

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