【LTspice】RC回路の過渡応答をシミュレーション

LTspiceでRC回路の過渡応答をシミュレーションを作成する方法を解説します。

【LTspice】RC回路の過渡応答をシミュレーション

今回作成するシミュレーションの条件は、C = 0.1μF、R = 2kΩ、入力電圧は5Vのパルス波です。

RC直列回路の原理と時定数、電流、電圧、ラプラス変換の計算方法についてまとめました。

RC回路では、入力電圧がONになった瞬間には、定常状態が電流は流れ、徐々に減少して最後には電流が全く流れなくなります。
これは、コンデンサで蓄電中の間は電流が流れますが、溜まっていくにつれて電流も減少し充電が終わると電流が流れなくなるためです。
そのためパルス（スイッチ）をOFFにしたときは、コンデンサから放電されるため電流が流れて徐々に減少します。

時定数：τ = RC = 2000 × 0.1 × 10^(-6) = 0.2[msec]・・・定常状態の約63.2%まで到達する時間

シミュレーションファイル（Ltspice）