【同軸ケーブルとは】3C、5C、7Cの違い

この記事では、同軸ケーブルの3Cタイプと5Cタイプの違いについて解説します。

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同軸ケーブルとは

同軸ケーブル(coax)は、信号線(銅の内部導体)を、管状の絶縁層(絶縁体)で囲み、その周りをさらに管状のシールド(外部導体)が取り囲んだ通信ケーブルです。使用周波数特性は1MHz~1GHz。耐久性に優れ、設置が簡単で、長距離にわたって信号を伝送できるため、インターネット等の通信線や、テレビなどの映像伝送用の通信線配信に使用されています。

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3Cと5C、7Cの違い

同軸ケーブルには3Cや5C、7Cなどといった種類があります。
(ケーブルに表記されています)
5Cでは3Cよりもケーブルが太くなっています。(芯線の銅線が太い)
よって、ケーブルを流れる音声・映像信号が3Cより5Cの方が減衰しにくいという違いがあります。

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使い分け

ケーブルが長くなったり、映像・音声信号の周波数が高いほど減衰量が大きくなります。
よって、5Cや7Cなどの太いケーブルを使えば、長距離や高周波の信号でも映像や音声が途切れたりノイズが発生しにくいことになります。
(Cより7Cの方が太く、さらに減衰しにくい)
ただし、太いほど重量が大きく曲げにくいなど、扱いにくくなるので、状況に応じて使い分ける必要があります。
5Cや7Cの同軸ケーブルは、ライブ会場やマンションなどの幹線に使われています。

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