【AUTOSAR】車載ソフトウェアの標準規格

車載ソフトウェアの標準規格であるAUTOSARについてまとめました。

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【AUTOSARとは】

AUTOSAR(Automotive Open System Architecture)は、欧州の自動車メーカーを中心に策定されている車載ソフトウェアの標準規格です。
AUTOSARでは、車載ソフトウェアがアプリケーション層、AUTOSARランタイム環境(Run time Environment:RTE)、ソフトウェア(Basic Software:BSW)の3つに大別される。
各階層ごとにソフトウェアを作成し、それらをモジュール化(コンポーネント化)することで、再利用しやすくします。

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【BSW】

BSWは、車載ソフトウェアとハードウェアを繋ぐもので、最下層に位置する(従来のOS、ドライバ、ミドルウエアに相当。
BSWは、さらに「サービス層」「ECU抽象化層」「マイクロコントローラ抽象化層(MCAL)」「複合ドライバ層」の4つに大別される。
そして、これら4つの層は、役割に応じて再利用可能なモジュールに分割され、汎用モジュール品として販売することも可能になる。

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