【クランプメータとは】電流計測の原理・使い方

クランプメータとは?電流計測の原理・使い方についてまとめました。

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【はじめに】クランプメータとは


クランプメータとは、回路を切断ぜずに通電状態で電流値を計測できる電流計です。
先端の輪のような部分(電線クランプ)で電線をはさみ込むことで、電流値を測定できるため簡単で安全に使えます。

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【動作原理】交流電流、直流電流の場合


クランプメータは変圧器の原理を応用したものです。
変圧器は1次側に加えた交流電圧、電流を1次側と2次側の巻数比を変えることで、任意の交流電圧、電流に変換できます。
特に、電流変換を目的としたものを「変流器」と言います。

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例えば1次側の巻数を1、2次側の巻数を20とすれば、1次側に100A流れれば2次側に5A流れます。このようにして1次側の電流を測定することができ、クランプメータははこれを応用したものです。

種別 計測方法
交流電流の計測 電線クランプで電線をはさみ込み、電流の流れる電線の周りに発生する磁力線(磁界)を電線クランプの変流器の鉄心(トランス・コア)でひろい、その鉄心に捲いてあるコイルに発生する電流を測定します。
直流電流の計測 変流器にホール素子を組み込みこのホール素子に予め微小電流を流して直流電流を測定しています。
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電気・電子工学
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