【Linux】シェルで関数と変数の定義をする方法

Linuxのシェルで関数と変数の定義をする方法についてまとめました。

スポンサーリンク

関数の定義

関数とは、一連の処理をまとめたものです。

function 関数名() {
  処理1
  処理2
  ・・・
  return 値
}

※「function」は省略可
※戻り値(returnの値)は、1~255 の正の整数のみ。省略可。

関数を呼び出すときは、関数名と引数のリストを指定します(引数は省略可)。
C言語などのように関数名の後ろに「()」を付ける必要はありません。

関数名
スポンサーリンク

変数の定義

変数の宣言は declare、typeset、local コマンドで行います。
コマンドを使わずに変数名を指定してすぐに使うことも出来ますが、値は文字データとして変数に格納されます。

declare [オプション] [変数名[=値]]
オプション 概要
-a 配列として変数を定義
-i 整数型(integer)として変数を定義
-r 参照のみ可能(read only)として変数を定義(宣言時に値を入れる)
-f 定義済関数を表示
-F 定義済関数名を表示

関数内でlocalコマンドで宣言するとローカル変数(関数内で有効な変数)になります。
それ以外はグローバル変数となります。

スポンサーリンク

関連ページ

【LinuC】試験対策と例題まとめ
LinuCの試験対策と例題(学習サイト)についてまとめました。
【LPIC入門】Linuxの基礎と試験範囲別の解説
LPICに従って、Linuxの基礎と試験範囲別の解説についてまとめました。
【Linuxコマンド入門】主なコマンドとサンプル集
Linuxコマンドの主な使い方とサンプル集について入門者向けにまとめました。
UNIX
スポンサーリンク

コメント